転職どきを探る!(1)

転職準備

景気が回復しつつあるという状況をうけ、転職業界がどのように変化してきているのか調査してきました。今回の調査には転職のプロフェッショナルである「人材紹介会社の現場」の方々にご協力頂きました。

「はたして今は転職をする時期なのか、どうなのか」
生の声を皆様にお伝えしたいと思います。

転職市場の時流

リーマンショックが起きてからここ2年、大きな変化はありませんが、7月に入ってから企業側の人材採用にかける意欲は確実に上向いてきていると言えます。 特にプレイヤー(実務担当者)から中堅層に対する採用というのが強くなっていると感じます。 100名規模の大量採用といった動きも実際に出てきている所から、今後も求人が増えていくと予想しています。

ここ2年の不況の間、企業は管理部門を削減し、売上を稼げる部門に人員を集中させるというような動きがありました。 新卒採用も控えてしまったがゆえに、実際に動ける社員が少なくなってしまった企業様が多く出てきています。 そういった経緯から、景気が少しずつ上向いている状況もあり、ここで中途を一気に採用しようという動きになっています。

転職時流1

そういった中、管理部門を削減した影響で企業内の人事が少なく、採用活動もままならない状況になっている企業も多いです。 そこで、人材紹介会社が採用の手伝いをするという役割が増えてきています。 今までのように企業が直接採用活動をやるのではなく、人材紹介会社にボリュームを頼むという動きなので、上手に人材紹介会社を利用されると良いと思います。

一方、7~8年前の採用バブルが起こったときに、各社が採用基準を落として大量採用したという経験があります。 しかし、「その採用した中に不況時の改善ができる人材がいなかった」と当時の人事さんは仰っています。 その教訓から、現在の採用の中で「基準を落とさない」「落とすくらいなら採用しない」というスタンスを保つ企業もあります。 ただし、近い将来採用競争が激化し、基準を落とさざるをえない状況にもなると思いますので、タイミングとしては次の考えが一つの参考になると思います。

景気が良くなってくると、ボリュームを取る大量採用になりますが、今は採用枠は広がりつつあるものの、厳選採用に近い状況です。 1つ注目して頂きたいのが、大量採用の時期か、厳選採用の時期に入社したかで、扱いが大きく変わるというのが人事の世界では常識となっています。 例えば同じ優秀な方が転職する場合でも、ボリューム層の中の1人として、一括りにされ、埋もれがちになるか、厳選採用枠で、エリート社員、幹部候補生扱いをされるか、明確な差として現れます。 どちらが新しい環境でのスタートダッシュが効くかは言うまでもありません。 当たり前ですが、その会社に後から入社する人より、先に入社した人のほうが、優先して考えられる存在となることも含めると、今は凄く転職しどきなのです。

タイミング的に大量採用も増え始めているので、まずは情報収集の為にも転職サイトや、人材会社に相談してみる事をお勧めします。 また、3月、4月は毎年転職活動される方が非常に多く、5月以降は落ち着く傾向がありますが、今年の5月、6月は業界全体が異様な落ち着きぶりでした。 景気が悪かった影響で、「今は転職しどきではない」と感じられている方が多いので、そういう意味でも今が狙い目かもしれません。

>> 2ページ目 具体的にどのような人材が求められているのか

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